メディアで生きるあなたへ

当サイト「moribito works」では、個人サイトの作成・運営ノウハウを身に着けていただけるように、リモート形式でパーソナル・ワークショップをおこなっています。30年以上新聞メディアの最前線にいた「moribito works」代表の平田が、東京・渋谷のベンチャーなどで修業し、実践的なノウハウを構築してきました。主としてメディア関係の方々を対象にして、わかりやすくお伝えしております。どうぞ気軽にお声がけください。

サイト運営術をお伝えします

このサイト「moribito works」では、「がんばるローカル人(びと)のために」というビジョンのもとに、日本各地で奮闘する人たちのメディア発信をご支援しております。この国は、普通の人たちのがんばりによって支えられているという思いから、そのがんばりを支えることに強い意味を見いだしております。さらに、優秀なローカルの方々にこの支援チームにご参画いただき、それによって地方に新たな働き方と雇用のかたちを生み出していくことを目指しております。こうした支援ネットワークをベースにして、将来的にはローカル人のためのメディアを幅広く展開する予定です。

そのように「ローカル」に焦点を定めたプロジェクトではありますが、例外的に、主に新聞社・出版社などの仲間たちに向けて、ひとつのプランをご提案しております。それは、個人サイトをつくるパーソナル・ワークショップ・プランです。お勤め先の規約に触れない範囲内で、趣味などの個人サイトを構築・運営できるように道案内いたします。情報技術・人工知能による最新サービスの流れも体感し、ご自身の将来設計などに生かしていただくことを目標にしております。このワークショップはすべてリモートで進めます。1年間、ZoomミーティングなどでWEBミーティングを重ね、ChatWorkなどのビジネスチャットツールも利用しておこないます。

基本的にはテキスト主体のサイトを想定しておりますが、フォトグラファー、イラストレーター、デザイナーの方々向けには、個人の世界観を表現するギャラリースタイルのサイトをご提案しております。

失敗を回避してほしいから

この「moribito works」を主宰する平田は、新聞社出身です。30年以上、新聞社の最前線で戦ってきました。いろんな実績を残してきたつもりです。ただ、オールドメディアが沈んでいく時代趨勢の中で、仲間たちにある種の「救命ボート」をつくりたいという思いが高じ、古巣を飛び出して新しいメディアの開拓を始めました。その一環として「moribito works」を手がけている経緯がございます。

このようなわけですので、いま苦境にある仲間たちのことを忘れることができません。平田は新聞社を辞したあと、東京・渋谷のベンチャー企業で奇跡的に素晴らしい出会いに恵まれ、天才的なエンジニアの方々からWEBメディアで成功する手法について薫陶を受けることができました。けれども、もしその奇跡が起きなかったら玉砕していたことでしょう。平田自身は新聞社で電子版創刊にかかわるなど、ある程度WEB編集を経験しておりましたが、それでもオールドメディアからの転身には大きなリスクが伴いました。

新聞社や出版社と根本的に発想の異なるWEBメディアを学ぶことは、非常に価値あることです。私たちの脳裏にこびりついているオールドメディアの発想枠を粉砕し、もっと自由な発想へと導いてくれる可能性があります。けれども、仲間たちが自分と同じようにWEBメディアの世界に飛び込んでも、ほとんどが失敗に終わってしまうのではないかという懸念が、平田にはあります。

がんばる方々に玉砕はしてほしくない。無駄死にをなくし、できることなら、新しいメディアづくりで助け合っていきたい――。そんな思いから、個人メディア開拓のご支援を始めます。

荒波にのまれない「備え」を

想定しているのは、主として新聞社や出版社などでがんばっている方々です。新聞社や出版社の発想に拘束されている限り、メディアの新しい可能性などについては理解しづらい気がいたします。そこで、その発想枠を相対視している平田との完全オーダーメイドのやりとりを通じ、いろんな気づきを得ていただけないかと願っております。平田にはまだできていないことも、あなたならできるかもしれません。ステップ台にしていただければ、これほど光栄なことはありません。

このプランは、あなたにすぐに退職を促すような物騒なものではありません。まずは、あなたの会社の規約等に抵触しない範囲内で、個人として実験メディアを持つことをご支援いたします。その実験メディアは匿名で、さらには必要に応じて非公開で構築していくこともできます。個人メディアからは収入を得ることも可能ですが、会社の規約に違反することはひとまず封印し、とりあえずは趣味として、新聞や出版物を相対的に見る目を養っていただきたく存じます。このワークショッププランによって、あなたの職場が抱える課題を克服していく力を獲得していってもらえればと思っております。

あなたが将来的に、個人サイトを展開していく場合には、このプランで得た体験が大きな武器になることでしょう。個人のペンを持てば、たかだか70歳前後で断筆を余儀なくされる悲喜劇も避けられます。人生100年時代に時間と場所を選ばない柔軟な表現手段を得るためにも、経済的な基盤を獲得するためにも、頭が固くならないうちにこのペンを胸に抱き、備えていかれることを心から願っております。

 

撤退戦で苦しむあなたに気づいてほしいこと

突破口を探るために挑戦を

かつてマスメディアに入ったときには、社会的な使命のあるこの仕事にやりがいを感じ、充実した日々を過ごしていた人も多いでしょう。ところが、新聞社や出版社はいつの間にか、時代から取り残され、売り上げを大きく減らすようになっていきました。若い世代が新聞や雑誌などを見なくなり、広告主もインターネットのほうに流れていきました。かくして私たちは、世の中の知らないところで、ひそかに撤退戦に苦しむようになってきています。

この撤退戦というものほど苦しいものはありません。どんなに耐えても、状況がよくなることはまずないのです。大きな波は、私たちの希望的観測も精神論も、すべて情け容赦なく、根底から打ち崩していきます。これまでの高コストの組織はリストラを余儀なくされ、残っている人たちの負荷は大きくなるばかりです。耐えられないレベルまで堕ちるのは、もはや時間の問題です。

そんな中で、あなたは大きな荒波に抗い、ひたすら撤退戦を続けていくことになるかもしれませんね。けれども、ただ撤退戦を続けていくだけでいいのでしょうか。いま、与えられた持ち場でがんばり続ければ、それで許されるのでしょうか。

撤退戦の中でとても大切なのは、突破口を切り開くことです。そのためには、大きな時代の流れを味方につけるほどの斬新なプランニングが欠かせません。あなたの職場では、果たしてそれができているでしょうか。

オールドメディアの発想枠を超える

いまは、ただがんばればいいという状況ではありません。がんばっても縮小均衡の道をたどるだけで、その先にはメディアの死があるだけです。私たち「moribito works」がご提案したいのは、突破口を切り開くために、オールドメディアの発想枠をいちどリセットし、メディアにはもっといろんなやり方や可能性もあるのだと感じていただくことです。

新しい発想ができるようになり、いろんな発想で議論していけば、突破口を見出すことも、ひょっとしたらできるかもしれません。

メディアにはもっといろんなやり方や可能性もある――。「moribito works」のパーソナル・ワークショップを通じて、その気づきを得ることができたら、あなた個人としても、これからの人生でいろんな「やれること」を見出していけることでしょう。これからの「100年人生」を有意義に過ごしていくには、「やれること」の発掘・発見はきわめて重要です。

いま大事なのは、ただがんばること、耐えることではありません。あなたは袋小路から抜け出すために、オールドメディアの発想を超えた仕事をしていかなくてはなりません。そのための能力を、パーソナル・ワークショップで養っていただけることを、心の底から願っております。

 

パーソナル・ワークショップのご提案

実体験をもとに道案内します

メディア人向けのパーソナル・ワークショップ・プランについて、具体的に説明させていただきます。このプランの概要は、下記のとおりです。概要説明のあとに、詳細な「よくあるご質問」コーナーも設けております。このコーナーでもいろんな角度からお伝えしておりますので、お立ち寄りいただければうれしく存じます。

プランの対象

いま新聞社・出版社などで編集業務に携わっている方(もしくは以前に携わっていた方)を応援するプランです。

プランの目的

個人メディア(個人のWEBサイト)を試験的に構築する作業を通じ、オールドメディアとはまったく異なる書き方・編集方法などを学ぶこと。それによっていまの職場で、新しい視点からさまざまな提案のできる人材になっていくこと。さらに、将来的に、個人メディアの運営で収入を得たり、社会に発信したりできる能力を身に着けること。

余談ですが私たち「moribito work」としては、これから私たちが手がけていく多角的なメディア事業、地域支援事業において、あなたのご参画を夢見ている面もございます。将来的に、新しいメディア開拓で協業したり、競ったり、健全なメディアを死守するために切磋琢磨しあう関係を築くことができたら、これほどうれしいことはありません。。

ワークショップ内容

ご契約後1年間、「moribito works」代表の平田と一緒に、リモート形式でプライベート・ワークショップをおこないます。完全に個人対個人ですので、あなたのご希望やスキルレベルに合わせて進められます。お仕事などが忙しいときには無理せず、その代わりに、余裕があるときには集中して取り組みましょう。具体的なメディアづくりは以下のとおりです。すべてを構築するのではなく、あなたが試してみたいものをやってみるスタンスで対応させていただきます。お仕事がとても忙しいでしょうから、1年間というロングスパンのなかで、無理なく進めていきましょう。もし急な人事異動やプロジェクト、ご家庭のご事情などで余裕がなくなったときには、気軽にご相談ください。そんなときは「1年」のカウントをいったん止めて、柔軟に対応させていだきます。忙しい中で大変かとは思いますが、少しずつ続けることに意味があると思います。「moribito works」をあなたのWEB学習のペースメーカーにしていただければうれしく存じます。

構築するメディア

1. WordPress(ワードプレス)利用の独自サイト

WordPressは、プログラミングコードがまったく分からなくてもサイト構築ができるツールです。最近では、サイト構築に広く利用されています。このツールを利用して、独自サイトを構築していきます。構築にあたっては、ターゲット層を見極め、SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれる各種ネット対策も施し、その上でサイトのページ体系を設計します。設計ができたら、レンタルサーバーを借り、独自ドメイン(〇〇.comなど)を取得するところから始め、最適なテーマ(WordPressのデザイン)のインストール、ページのレイアウト、執筆と進めていきます。独自サイトづくりを通して、オールドメディアとはまったく異なる編集スタンスや発想についてレクチャーさせていただきます。

2. Facebookページ、TwitterなどのSNS

独自サイトに誘客するため、Facebookページ、Twitter、InstagramなどのSNSを必要に応じて構築します。数百円から数千円程度の広告も試してみましょう。ターゲット層を決め、最適なコンテンツを投入して、フォロワーを獲得していきます。

3. G Translateを利用した多言語サイト

もし希望者がいらっしゃれば、Google最新鋭の人工知能サービス「G Translate」を利用して、多言語サイトの構築にも挑戦してみましょう。あなたの個人サイトは世界の100以上の言語に翻訳され、世界各地の検索エンジンにインデックス(登録)できるようになっています。海外でタイムラグなく表示されるように、Cloudflareというキャッシュサーバーも利用してみましょう。かつてのサイトに翻訳ボタンを設置しただけの時代に比べると、画期的な時代がやってきていますので、その大きな波を感じてください。

利用するコミュニケーションツール

月1回のペースで、Zoomなどを使いリモートミーティング(1時間ほど)を開催します。ふだんはChatWorkなどのビジネスチャットツールを利用して、細かいやりとりをしていきます。

一連のやりとりを通じて、サイトづくりのことだけでなく、この先のオールドメディアでどんなことができるのか、あるいは、将来的にあなたが退職したあと、どんなメディア運営が考えられるのか、議論させていただくことも可能です。

※ 一点、あらかじめ強調させていただきたいのですが、このワークショップではサイトの立ち上げ方などについて手とり足とり、とても細かいところまでご指導するものではありません。これは非常に大事なことなのですが、WEBの世界では、毎日のようにわからないことが生まれ、それを克服していく作業が繰り返されます。わからないことにぶつかったとき、Google検索などによって自分でヒントを探し出し、自分で解決していく習慣がなによりも要求されます。このため、ワークショップでも、サイトを順調に作り上げていくことよりも、あなたがご自分で問題解決していくことを重視します。あなたがWEBの世界で生き抜いていく力を育んでいけるように、さまざまな情報提供によって側面支援させていただきます。

価格

100,000円(税別)

このプランについては、ほとんどボランティアでさせていただく方針ですが、興味半分、冷やかし、お友達感覚などの軽い気持ちでのご参加は、恐れ入りますがご遠慮いただきたく存じます。将来、実際にWEBの世界に船出していった後、あなたはもしかしたら、いろんな困難に直面するかもしれません。そこを突破していくには、何よりもプロフェッショナルな気持ちが求められます。もちろん、いますぐ大変なことをするわけではありませんが、プロとしての姿勢を養っていただきたく、この価格設定させていただいております。

このほかに、サイト構築にあたっては、レンタルサーバー代金(月額2,000円以下、他に初期費用が数千円かかる場合もあります)、ドメイン取得・維持費(年間2,000円以下)がかかります。WordPressの有料デザインを利用したい方の場合は、その購入費用(10,000円~30,000円程度)もかかります。

お申し込みの流れ

ステップ1

下記の問い合わせフォームにて、ご連絡ください。会社名は不要です。どこか自由記入欄に、WordPressご利用経験の有無、個人サイトでやってみたいことなどもお書き添えいただけると、そのあとのやりとりが早くなることと存じます。お問い合わせの事実は一切他言いたしませんのでご安心くださいませ。

ステップ2

メールか、Zoomミーティング、ChatWorkにてあなたのご質問やご希望などをうかがいます。お問い合わせをいただいた後、自動返信メールとは別に、数日以内にこちらからご案内メールを差し上げます。そこにメール、Zoom、ChatWorkのどの方法を利用するかを書き添えてご返信ください。あなたのお決めになったツールでやりとりさせていただいた後、改めて、お申し込みされるかどうかをおうかがいします。

ステップ3

お申し込みをされる場合、その旨をご連絡ください。こちらから契約書を送信させていただきます。契約書の雛形はこちらです。契約内容に問題がなければ、クラウド上でサインをお願いいたします(私たちはクラウドサインを利用しております。詳細については改めてご説明させていただきます)。その上で代金の一括振込みをお願いいたします。

ステップ4

初回Zoomミーティングなどで、個人サイトづくりの段取りを決めていきましょう。これは結構、楽しい作業になることでしょう。

※ お問い合わせいただいた方の中で、たとえば、すでにWEBサイトについて十分なご経験と実績がある方など、当プランを利用してもご満足いただけない可能性がある方には、ご参加を見合わせていただくこともございます。悪しからずご了承ください。

お申し込みの期限

当プランは、代表の平田が完全なマンツーマンで進めさせていただく内容となっております。このため、どうしても、ご参加可能人数に限りがあります。少しでも多くの方にマンツーマンで対応させていただきたいとは考えておりますが、先着順となってしまうことはご容赦くださいませ。

早めのご参加をお待ちしております

 

戦略・戦術の一端もまとめてみました――。

よくあるご質問

スポイラーのタイトル
WEB全般について

Q. 新聞とWEBメディアにはそんなに大きな違いがあるのですか?

ひと言でWEBメディアといっても、その中身は多彩です。「新聞とWEBメディア」という単純な比較ができるわけではありません。ただ、WEBメディアに、新聞とまったく異なる世界が広がっていることは間違いありません。

たとえば、新聞が新鮮な記事を軸にしているのに対して、一部の有力なWEBメディアは、腐りにくいコンテンツを軸にしてそれらをデータベース化しています。両者には、生鮮食品店と宝飾品店のような違いがあります。すぐに記事が腐っていく新聞社では、記事の更新に膨大なコストがかかりますが、コンテンツがいつまでも腐らないWEBメディアでは、それほど労力はかかりません。そしてGoogleは独自のデータベースを提供しているWEBメディアを高く評価し、検索上位に表示してくれます。こうしたWEBメディアの運営は、やりようによっては個人や少人数でも可能です。もし経験豊かなジャーナリストが、腐りにくい記事をデータベース化していけば、新聞とは異なる言論メディアが成立することでしょう。SNSやブログなどの短い記事も繰り出せば、ニュースに対応でき、そこから基軸の記事へと誘客もできます。これはほんの一例です。

Q. マスコミの人間がWEBサイトを構築するときにやりがちな失敗としてはどんなことがありますか?

マスメディアと比べて、個人メディアは本当に弱く、小さな存在に過ぎません。そのことを自覚せずに、マスメディアの延長線上で、「大きなメディア」を作ってしまう例が目立ちます。個人がどんなに「大きなメディア」を作っても、それではマスメディアにかないません。結局、中途半端に終わり、退場の憂き目にあうケースがこれからも相次ぐことでしょう。

Q. 個人サイトを構築・運営していく上で、いちばん大事なことは何ですか?

技術的な点に絞って申し上げますと、それは、分からないことがあったときに、検索などによって自分で解決法を探し出し、前進していく姿勢だと思います。ほかの人を頼ってひとつひとつ聞いていたら、埒があきません。「自学習」(自分の力で学習する)の習慣を身に着けることを心がけていただければと存じます。

Q. 個人サイトで収益を得ていくことは可能ですか?

できなくはないと思います。けれども、危険を避けるためにあえて申し上げますが、人によってはまったく収益を上げられない場合もあります。このため、いきなり退職して勝負することは絶対に避けてください。サイトで実力を発揮していけるようになるまでには時間がかかります。ぜひこのプランを活用して、まず在職のままノウハウを蓄積していってください。そのご経験は、いまのお仕事でも必ず役に立つことと存じます。

個人サイトの運営が、あなたの資産づくりにつながるということは間違いありません。うまくサイト群を構築できた人であれば、新たなステージに進めます。月に数万円しか収益を上げられない方でさえ、あきらめずに続けることでだんだん収益を膨らませていける可能性があります。人生100年ともいわれる時代において、その蓄積は非常に大きいといえます。

Q. WEBサイトで収益を得るしくみは、具体的にはどうなっているのですか?

WEBサイトで収益を得るしくみは多様です。個人の場合、いちばん一般的なのは記事中に広告を入れておき、広告収入を得る方法です。これには(1)Googleアドセンスなどの広告バナーを貼っておく(貼っておくだけで、あとは自動的にユーザーごとに関心のありそうな広告が表示され、ユーザーがクリックすれば収入となる)、(2)記事中で契約している商品やサービスの解説をおこない、ユーザーが購入したらその一部が収入となる、この2タイプがあります。あなたがもし、長期間読まれ続ける記事を書き、そこにこうした広告を貼っておけば、ほぼ放置した状態で毎月収入を生み続けます。こうしたサイトを増やしていけば、それはあなたの資産となります。このタイプのサイトは売買されることも増えています。サイトを売却すると、数十万円から数百万円の収入を得ることもできます。最近ではサイトのM&Aが盛んで、バブルの様相も呈しています。企業のM&Aと同じように、戦略上、手放したいサイトを売却し、逆に欲しいサイトを買収していきます。それによって手持ちサイト群のポートフォリオを改善していくことができます。ワークショップでは、平田が実際に多額の売却益を得たエピソードなどもお伝えできます。

最近では、有料の記事を掲載して、そこから収益を上げる動きも広がっています。よく知られているのは「note」ですが、moribito worksでは、個人サイトで記事を有料化することができる「codoc」というサービスに注目しております。会員制のしくみを構築することもそれほど難しくはありません。

もしあなたが将来、WEBサイトで収益を得ていきたいなら、こうした収益を生み出すサイト群を構築し、その経済的な基盤の上で、純粋に書きたいことを書くサイトを運営していくのが現実的だと思います。人生100年をかけて、じっくり戦略を練っていきましょう。

Q. ネット上に、「サイト運営で稼ぐ法」といったような情報がたくさんありますが、それらは役立つものなのでしょうか?

ネット上にあふれている「サイト運営で稼ぐ法」のような情報は、有料の教材なども含めて、すべて役に立たないと思ったほうがいいでしょう。なかには実際に稼ぐことができた実体験に基づいた情報もあります。けれども、ネットの世界は動きが激しいので、1年前に稼げた方法がいま再現可能とは限りません。それでも、全てを真に受けず、利用できるノウハウだけを収集して生かしていくことはできると思います。

Q. 検索ページの上位に入るためにSEO(検索エンジン最適化)が重要だと聞きました。そうしたこともワークショップで聞けますか?

はい、ご希望があれば、ご説明させていただきます。ただ、ネット上に出回っているSEO対策に振り回されないようにご用心ください。SEO対策の中には、検索エンジンを提供しているGoogleのアルゴリズムの裏をかこうというものが多いです。けれども、Googleのアルゴリズムは急激に進化していますので、古いSEO対策ではかえってGoogleから低評価を受けることになります。現在、Googleは目視チェックも強化して、本当にユーザーに歓迎されるコンテンツを正当に評価し始めています。このため、いいコンテンツをつくることが何よりも大切です。このほか、現時点では、権威のある専門家や専門機関とつながり、権威性を担保したコンテンツが高く評価されるようになっています。こうしたことを意識しながら、さらにGoogleに振り回されないように、SNSからも誘客するのが重要になっています。

Q. 多言語サイトというのは、語学ができなくても構築することができるのでしょうか?

はい。もちろん、語学ができたほうがいいわけですが、できなくても構築することは可能です。構築にあたって、私たち「moribito works」では、最新で安価なアメリカの多言語化サービス「G Translate」を利用しています。2019年初めごろまで、GoogleはWEBサイトの右上などに翻訳ボタンを設定して、瞬時にページの翻訳をおこなうサービスを手がけてきました。このサービスを利用しているサイトはネット上にいまもたくさんあります。ただ、このサービスでは、ボタンを押したときに翻訳するだけで、それぞれの言語でページ内容を登録(インデックス)することはありませんでした。このため、海外のユーザーが母国語で検索しても、検索一覧に入ってくることはなく、見られることはありませんでした。これに対して、G Translateでは、それぞれの言語で翻訳したページ内容をクラウド上に蓄積し、Googleに登録(インデックス)されるようにしてくれます。さらに、それぞれの言語でサブサイトまで構築してくれます。海外では、その国の言語のサブサイトが優先的に表示されます。要するに、いま言語の壁をなくしてしまうような革新が起きています。日本でも同様の多言語化サービスが出ていますが、海外の勢いと価格破壊力は数段上です。ワークショップでは、この多言語化についても実体験することが可能です。

ワークショップについて

Q. 新聞・出版関係の人間ではないのですが、参加することはできますか?

もちろんです。私たちはどなたに対してもオープンです。このプランは、主としてマスコミ関係者向けにご用意しているものですが、完全なマンツーマンですから、どなたにも対応できます。もしあなたが個人メディアづくりの一翼を担うお仲間であれば大歓迎です。ぜひご参加ください。あなたのこれまでのご経験も生かしていきましょう。

Q. どんなジャンルの、どんなサイトを作ればいいでしょうか?

まず大事なのは、お勤め先の規約に抵触しない範囲にとどめることです。いちばん無難なのは、日ごろの取材活動とはまったく関係のない、あなたの趣味を生かしたサイトづくりだと思います。あらゆる意味で、無理のない進め方をしていきましょう。

実験とはいえ、検索上位に入る、ページビューを伸ばす、読者の反響を得るなどの目標を設定して、目標が達成できるような強いサイトづくりを目指しましょう。その場合、最初の設計が成否のカギを握ります。設計には十分な時間をかけていきましょう。

Q. サイトをつくると言っても、どんなテーマでどんな記事を書いていけばいいのか、見当がつきません。

マスメディアと同じ発想で大きなテーマを探そうとしていませんか? 従来の発想でいきなり本格的なサイトをつくろうとすると、必ず行き詰ります。個人でできることには限りがあるのです。このワークショップではまず、従来のマスメディア型の発想をリセットし、あなたが個人として楽しめるサイトづくりを目指します。それが結果的に、とても強いサイトを構築していくことにつながります。オールドメディアの発想を超え、自然体で探っていきましょう。「私なんかじゃ無理」と迷う方も、ぜひ気軽にお声がけください。

Q. サイトをつくるということは、記事をたくさん書くということでしょうか?

記事は量産すればいいというものではありません。それに、ただでさえ、お勤め先で記事作成に追われてお疲れでしょうから、あまり量産を志向せず、良質な記事づくりを目指しましょう。

Q. 個人サイトをつくるときに、マスメディアでの経験は生きてきますか?

間違いなく生きてきます。けれども、マスメディアでの成功体験がかえって、あなたを失敗に導いてしまうこともあります。たとえば、マスメディアで、あなたがランキング記事や比較記事を書いていたとします。同じことを個人でやっていくこともできますが、書き方に注意しないと、その記事はせっかくあなたのサイトに来てくれたユーザーを離脱させてしまうおそれがあります。ユーザーはその記事で知ったファクトについて、あなたのサイトからいちど離脱し、もっと詳しく検索し直そうとするからです。離脱されたらあなたのサイトを深く読んでもらえません。マネタイズが目的だとしたら、完全に失敗に終わってしまいます。このパーソナル・ワークショップでは、そうした戦略や戦術上の注意点についてもお伝えさせていただきます。

新聞社勤務のご経験が長い方は、ニュースを書く、そしてニュースやトレンド記事でお金をもらうという発想からなかなか抜け出せなくて、苦労するかもしれません。この点もご注意ください。ニュースなどの一瞬で消費されてしまうコンテンツだけで勝負するとなると、永遠に、独楽鼠(こまねずみ)のように働き続けなくてはなりません。20世紀型マスメディアの弱点はまさにここにあります。さらに個人サイトでその手法をとると、明らかにマスメディアよりも収入が減ります。そうではなく、いかに消費期限の長いコンテンツを蓄積していくかが、個人サイト運営の際には重要です。この点をうまくこなせるようになれば、個人や少人数でも、大きな成果を得られます。しかも忙しさから解放されるのです。

Q. カタカナの専門用語がまったく分からないような機械音痴ですけど、やっていけるでしょうか?

おそらく大丈夫です。最近のサイトづくりは、プログラミングコードが分からなくても問題なくおこなえます。それに、このパーソナル・ワークショップでは、完全にあなたのスキルレベルに合わせて、あなたにご理解いただけるように進めてまいりますのでご安心ください。

Q.もし途中でサイト制作が自分には向いていないなどの理由でキャンセルしたくなった場合、プラン利用料金100,000円の返金はお願いできますか?

いいえ。返金はどんな理由の場合でもいたしかねます。個人サイトの構築・運営は、中途半端な気持ちで続けられるものではありません。このため、当プランでは、あえて100,000円というプロフェッショナルな価格設定をさせていただき、返金不可とさせていただいております。ちょっとのことではくじけない、不退転の決意をもってお申し込みください。そして簡単にはあきらめないでください。やりつづけるうちに、読者の反響があるなど、貴重な経験もできるはずです。お仕事の繁閑やご家庭の状況もうかがいながら、柔軟にペースメーカーを務めさせていただきますので、ぜひ、新しい実力を養っていきましょう。

Q. 契約したあとに、仕事が急に忙しくなってしまうことも考えられます。家庭的な事情も考えられます。そんなときに、いったん中断して、時間的な余裕ができてから「1年間」を再スタートすることはできないですか?

大丈夫ですよ。集中して取り組むことがしばらく不可能と思われる場合は、時間のカウントをいちどストップさせていただきます。人事異動や出産・育児、ご病気、ご家庭の不幸などの事態には、柔軟に対応させていただきます。たとえば、スタートして3カ月経過したころ、急な人事異動があって余裕がなくなったとします。そんな場合は、再び余裕が出てきてから、残る9カ月分を再スタートすることができます。場合によって、3年、5年くらいかけてご卒業ということがあってもいいと思っております。

Q. 仕事が忙しいので本格的な個人サイトをつくるところまでたどりつけないかもしれません。1年間ではなく、たとえば3カ月程度のプログラムはありませんか?

申し訳ございませんが、当プランは2つの理由から、1年コースのみとなっています。第1に、わずか数カ月や半年などの短い期間では、サイト設計の本質的なところまでご理解いただけないおそれがあります。細かい技術面をクリアして、その先にはじめて、本質的な議論が始まります。第2に、日ごろお忙しいでしょうから、あえて1年というロングスパンでご参加いただき、このうち比較的余裕のあるときに集中して取り組んでいただくのが現実的かと存じます。当プランの目的は、本格的なサイトをつくることよりも、サイト自体が未完成になろうとも、とにかくWEBの世界について本質的な理解を深めていただくところにございます。本質的な理解ができれば、その後、おひとりでもゆっくり時間をかけてサイトを充実させていけるはずです。そういう意味から、「忙しくて自信がない」というあなたにこそ、ぜひ挑戦していただきたいと願っております。

Q. 1年間のワークショップ期間が終わった後も、情報交換などの継続的な交流はしていただけますか?

はい。私たちはあなたを同志として考えています。ワークショップ終了後は、費用などを抜きにして、引き続き、ご縁をいただければと願っております。

Q. WordPressではなく、同じホームページ制作ツールのSIRIUSや、無料ブログなどを使ってサイトを運営したいと思います。このプランでそれは可能ですか?

はい、可能です。ただ、私たちは、基本的にはWordPressのご利用を強くおすすめしております。それはWordPressが「勝ち組」であり、WordPressを利用することでもっとも大きな流れに乗っていけると考えるからです。私たちもSIRIUSなどのいろんなツールを試してきましたが、やはりWordPressが最強であり、少なくとも初めの段階ではWordPress利用がベストだという結論に達しています。それでもSIRIUSなどをお使いになりたいということであれば、ご判断にしたがい、ご一緒させていただきます。

後半生を建設的に変えるために

攻勢に転じて 新たなメディア人生を

ここまで目を通してくださって、本当にありがとうございます。ここまで読んでくださったということは、あなたも個人サイトを構築することにご興味があるのですね。もしそうであれば、ぜひ、思い切ってこのパーソナル・ワークショップにご参加ください。

かつてマスコミの門を叩いたあなたは、本質的に文章や写真がお好きなのではないでしょうか。そんなあなたにとって、このパーソナル・ワークショップを通して個人サイト運営術を習得することは、とても意味があることだと思います。

個人サイトの運営術を学んでおけば、あなたの後半生において、いろんなチャレンジが可能になります。あなたのこれまでのご経験を生かし、多彩なサイトをつくり、世に問うことができるはずです。

あなたは新たな言論の場を広げていくことができます。組織のオキテなどに制約されずに、思いきり書いていくこともできるのです。

同時に、あなたの個人サイトは、新たな収入源にもなっていきます。どれくらいまで収入を得ることができるかは人それぞれです。正直に言って、相当にしっかりとサイトを作り込まないと、新聞社並みの収入を得ることは難しいでしょう。それができる人もいますが、その一方で、月数万円を得るのが精いっぱいという方も出てくると思います。それでも、たとえ最初に月数万円ほどだとしても、この先、30年ほど継続していけば、1千万円以上の稼ぎになります。こうした収入源があるかないかで、これからは大きく変わってくるのではないでしょうか。

オールドメディアの撤退戦に明け暮れていると、何か新しい勢力にどんどん生活の基盤を侵食されていくような気持ちになっていく面があるかもしれません。けれども、パーソナル・ワークショップを通じてWEBの世界を本質的に理解できれば、あなたはもう「守り手」ではなく、「攻め手」になっていけます。

メディア創生をご一緒に

最近では多くの人工知能が私たちの周りに入りこんでいます。そうした人工知能を生かした最新サービスも駆使していけば、あなたは、いろんな「攻め」を楽しむことができるようになります。私たち「moribito works」は、あなたがこれから攻撃的で、建設的な人生を楽しんでいけるようにさまざまな情報支援をさせていただくことができます。

「moribito works」代表の平田は、2017年に大手新聞社を退職し、東京・渋谷のベンチャー企業に飛び込みました。いま思えば、とんでもなく無謀なチャレンジでした。けれども、幸いなことに多くの素晴らしいエンジニアたちの知己を得て、おかげさまで新しいメディアを構築していく力を得ることができました。あなたも、おそらく、同じように新しい力を得ることができると思います。

平田の場合は、先人がいなかったために、大変な苦労を重ね、とんでもない失敗を繰り返して、満身創痍でパワーを得ていった感があります。けれども、あなたの場合はいま、このパーソナル・ワークショップを通じて、恐ろしく低額の経費で、非常に効率よく、ほとんど失敗のないかたちでパワーを得ていくことができるのです。

いまは、まだ新しいメディア創生の動きがわずかに見られる程度です。最近のメディア勃興を明治維新にたとえるなら、まだ1830年あたりかもしれません。この先、どんなメディアが登場して、マスメディアを下支えし、さらに新しい潮流を生み出していくかは、今後数十年の私たちの創意工夫にかかっていると思います。幕末には1830年ごろから、適塾などの交流の場が生まれ、そこから優秀な人材が輩出されていきました。私たち「moribito works」は、そうした人材へのご支援に力を尽くしていきたいと考えております。

がんばって、そして苦しんでいる全国の仲間たちにこのプランを捧げます。せっかくの人生なのですから、後ろ向きに生きていてはいけない。愚痴まみれになっていては、もったいない。ましてや、このまま逃げ切ろうというのは褒められることではありません。できるなら、ご一緒に新しいメディア創生を楽しんでいきたいです。あなたがご参加くださることを、心よりお待ちしております。

早めのご参加をお待ちしております

 

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