HubSpot以外の選択肢も紹介
「HubSpot以外にも、顧客管理ツールはあるの?」
もちろんあります。代表的なものを紹介しますね。
Salesforce(セールスフォース)
特徴:
- 世界最大手のCRM
- 大企業で広く使われている
- 機能が非常に豊富
料金:
- 月額約3,000円〜(Essentialsプラン)
- 本格的なプランは月額数万円
メリット:
- 高機能で拡張性が高い
- 大規模な組織でも対応可能
- 連携できる外部サービスが多い
デメリット:
- 初心者には複雑で使いにくい
- 設定に専門知識が必要
- コストが高め
おすすめの人:
- 従業員50名以上の企業
- すでにSalesforceを使っている企業
- IT担当者がいる企業
初心者や中小企業には、やや敷居が高いです。
Zoho CRM
特徴:
- コストパフォーマンスが良い
- 中小企業向け
- 日本語サポートあり
料金:
- 無料プラン:3ユーザーまで
- 有料プラン:月額約1,500円〜
メリット:
- 価格が手頃
- 必要十分な機能
- 日本語サポートがしっかりしている
デメリット:
- HubSpotほどマーケティング機能は充実していない
- インターフェースが少し古い印象
- 日本での知名度がやや低い
おすすめの人:
- コストを抑えたい中小企業
- 営業管理がメインの目的の方
- シンプルな機能で十分な方
悪くない選択肢ですが、マーケティング機能はHubSpotの方が上です。
Pipedrive(パイプドライブ)
特徴:
- 営業管理に特化
- シンプルで使いやすい
- 視覚的な管理(パイプライン表示)
料金:
- 月額約1,500円〜
メリット:
- とにかくシンプル
- 営業プロセスの管理がしやすい
- 直感的なインターフェース
デメリット:
- マーケティング機能が弱い
- フォーム作成機能がない(外部連携が必要)
- 日本語対応が不完全
おすすめの人:
- 営業活動がメインで、マーケティングは別でやる方
- シンプルな管理だけしたい方
HubSpotのような「問い合わせフォームを作って顧客管理」という用途には向いていません。
kintone(キントーン)
特徴:
- サイボウズの日本製サービス
- カスタマイズ性が非常に高い
- 業務アプリを自分で作れる
料金:
- 月額約1,500円/ユーザー
メリット:
- 日本企業なので日本語サポートが充実
- 自社の業務に合わせてカスタマイズできる
- 顧客管理以外の業務管理もできる
デメリット:
- マーケティング機能はほぼない
- フォーム連携は別途開発が必要
- 使いこなすには学習コストがかかる
おすすめの人:
- 社内の業務管理全般をまとめたい企業
- カスタマイズをしっかり行える企業
この記事で紹介しているような「フォームと顧客管理の連携」という用途には、少し方向性が違います。
結論:初心者にはHubSpotが最適
他のツールと比較してみると、やはり初心者や中小企業には、HubSpotが最もおすすめです。
理由:
- 無料プランが充実している(他は無料だと機能制限が厳しい)
- フォーム作成から顧客管理まで一体化(他は別々のツールが必要なことも)
- マーケティング機能が強い(メール配信、自動化など)
- 日本語対応が完全(Pipedriveなどは不完全)
- 拡張性がある(事業が成長しても使い続けられる)
もちろん、あなたの事業の状況や目的によっては、他のツールが合う場合もあります。でも、「とりあえず始めてみたい」という段階なら、HubSpotの無料プランから始めるのが、最も失敗が少ない選択です。
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